食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04780710380
タイトル フランス厚生省、がんの40%は予防できる可能性がある旨のアルコールと食事に関する推奨事項を発表
資料日付 2017年9月5日
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概要(記事)  フランス厚生省は9月5日、がんの40%は予防できる可能性があとして、アルコールと食事に関する推奨事項を発表した。
 厚生省及び国立がん研究所は、避けることが可能ながんを予防するための日常の食習慣をよりよく理解するため各個人に情報提供する目的で、9月5日より出版物、インターネットへの掲示、及び一部のスーパーマーケット近隣に電子看板を設置する活動を普及させる。厚生省及び国立がん研究所は、がんの罹患にアルコール及び食事が大きく影響していることを警告した。
 がんの40%は、生活様式、習慣に関連していて避けることが可能なリスク要因(facteurs de risque)へのばく露が原因である。従って、フランスで年間355
,000人の診断を受けたがん患者のうち、約140
,000人はがんを避けることができる可能性がある。
 がん予防は非常に重要であるにも拘わらず、がん対策の手段として各個人にまだ認識されておらず、個人の習慣の改善は困難で時間がかかる。喫煙、アルコール、偏った食事、運動不足、過体重、紫外線ばく露といった要因と比較して遺伝的及び環境的リスク要因が重要と考えることから、致命的な疾患であると認識してしまう。 
 この新たな情報提供の活動では、がんのリスクに関する明確な情報を提供し、アルコールを制限し野菜及び全粒穀物を摂取するといった習慣は実施可能であると各個人に助言する。
 がんの20~25%については栄養が要因である。果物、野菜(でんぷん質でない)、食物性繊維の摂取は、主に口腔、食道、結腸、胃のがんのリスクを減少させる。従って全粒穀物、全粒パスタ、全粒パン、玄米、キノアやライ麦のような他の穀物(主に繊維、ビタミンB、ミネラルが摂取可能)を日常の食事に取り入れることを推奨する。野菜を特に推奨する。そしてたん白質と繊維を摂取できるレンズ豆、乾燥インゲン豆等の豆類を推奨する。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス厚生省
情報源(報道) フランス厚生省
URL http://solidarites-sante.gouv.fr/actualites/presse/communiques-de-presse/article/40-des-cancers-pourraient-etre-evites-le-point-sur-l-alcool-et-l-alimentation