食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04770630149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、安全性適格推定(QPS)に推奨されていないが食品用酵素及び飼料添加物の工業生産に使用されている微生物の分類学的評価及び毒素産生能に関するデータベースについて報告書を公表 |
資料日付 | 2017年8月3日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は8月3日、安全性適格推定(QPS)に推奨されていないが食品用酵素及び飼料添加物の工業生産に使用されている微生物の分類学的評価及び毒素産生能に関するデータベースについて、外部委託した報告書(2017年3月2日採択)を公表した。概要は以下のとおり。 このデータベースは、EFSAが公募した調査研究で構成される。当該調査研究(委託先:スペインのNavarra大学薬理学・毒性学部及び非営利団体AINIA Technology Centre)は、飼料添加物及び食品用酵素の工業生産に使用される微生物の分類学的記述及び考えられる毒素産生能に関するレビューにより得られたデータベースをEFSAに提供することが目的であった。 当該レビューは、EFSAが安全性評価に関する申請書を受理している又は受理する可能性のある飼料添加物源又は食品用酵素源として使用される微生物で、QPSに推奨されていないものに関して行われた。 当該データベースには、毒性を有する化合物の産生及び原因遺伝子に係わる、分子レベルでの分類学的識別子及び生合成経路も含まれる。当該プロジェクトの主な結果は、EFSAのデータ構成に基づいて作成されたデータベースとして示される。 全部で22 ,970件の科学資料が文献検索段階でスクリーニングされ、その中から、先ずは411件が、当該プロジェクトの範疇に合致したデータ提供のために選ばれた。これらの選択されたデータをレビューした結果、474種類の生理活性二次代謝物が登録され、59種類の化合物に関しては、毒性学的データ及び工業的な発酵に使われる微生物によってそれらが産生される条件に関するデータを得るために、更なる研究が行われた。 当該プロジェクトで得られたデータベースは、これら59種類の化合物について、利用可能な場合の産生条件、関与する遺伝子及び毒性に関する詳細な解析結果からなる。これにより、毒素産生の可能性のある微生物を工業的な発酵に使用する場合に、安全性上の措置を構築するために必要な情報が提供される。 当該報告書全文(185ページ)は以下のURLから入手可能。 http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/sp.efsa.2017.EN-1274/epdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/sp.efsa.2017.EN-1274/abstract |