食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04770260314
タイトル ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、フィプロニルに汚染された食品の長期間摂取による健康影響に関する予備評価を行った
資料日付 2017年8月11日
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分類2 -
概要(記事)  ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は8月11日、フィプロニルに汚染された食品の長期間摂取による健康影響に関する予備評価を行った。(2017年8月11日付け情報提供 No.021/2017)。概要は以下のとおり。
 現在の知見に基づき、BfRは、フィプロニルを含む製品の不正使用が長期間に亘り行われたのは明白であると推測する。従って、健康影響評価を行う場合は、フィプロニルに汚染された食品の長期間摂取を十分に考慮する必要がある。
 当初行われた予備評価では、一日当たりの平均的な摂取量が決定された。当該予備評価での消費者に対するリスクは、入手可能なデータに基づき、多くは非常に安全側に立った推定を伴って行われたことから、実際のばく露は、今回の予備評価で推定されたよりも遥かに少ないと予見される。
 ドイツ及び欧州における消費に関するデータ(NVS II Model及び欧州食品安全機関(EFSA)PRIMo(Ver.2))に基づけば、フィプロニルを含む鶏卵及び鶏肉(フィプロニルを含む鶏卵及び鶏肉から作られる加工品を含む)の摂取を介し、考慮されたどの消費者集団においても許容一日摂取量(ADI)(0.0002mg/kg体重/日)は超えない。
 現時点でのフィプロニルに関する結果に関しては、ドイツ人に関する消費データに基づけば、子ども及び成人において、それぞれADIの76%及び24%と推定された。欧州の種々の消費者集団においては、ADIの最大74%と推定された。
 フィプロニルを含む鶏卵及び鶏肉(それらから作られる加工品を含む)の摂取による消費者に対するリスクの当初の暫定的な推定ではADIの超過は示されなかったことから、健康影響は考えにくい。
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
情報源(報道) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
URL http://www.bfr.bund.de/cm/349/initial-preliminary-assessment-of-the-health-risk-posed-by-longer-term-consumption-of-foods-contaminated-with-fipronil.pdf