食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04761060149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種に使用する技術的添加物(technological additives)としての乳酸及び乳酸カルシウムの安全性に関する意見書を公表
資料日付 2017年7月25日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は7月25日、全動物種に使用する技術的添加物(technological additives)としての乳酸及び乳酸カルシウムの安全性に関する意見書(2017年7月5日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 当該添加物は、乳酸及び乳酸カルシウムである。EFSAの「動物用飼料に使用する添加物及び製品又は物質に関する科学パネル」(FEEDAPパネル)は2015年に、乳酸及び乳酸カルシウムに関する安全性及び有効性に関する意見書を公表した。同パネルは、離乳前の第一胃が未発達の反すう動物及び家きんにおける乳酸の安全性に関しては結論付けることが出来なかった。
 欧州委員会(EC)は申請者に対し、全動物種に対する安全性評価を完成するための補完情報の提出を求めた。
 肉用鶏及び採卵鶏における試験結果からは、完全配合飼料中の乳酸及び乳酸カルシウムの安全な濃度を特定することはできなかった。
 経口投与におけるD-乳酸の許容レベルに関するデータがないことから、第一胃が未発達の反すう動物に使用する代用乳中の乳酸の安全性に関してはいかなる結論も得られない。
 乳酸(及び乳酸カルシウム)の安全な濃度は、豚及び牛に関してのみ設定されたものであり、それ以外の主要動物種に関するものではないことから、他のいかなる動物種への外挿も可能ではない。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2017.4938/full