食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04760900149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、GM植物リスク評価を裏付けるデータ作成のための信頼できるサンプリングアプローチの策定及び一元化に関して公表
資料日付 2017年7月26日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は7月26日、GM植物リスク評価を裏付けるデータ作成のための信頼できるサンプリングアプローチの策定及び一元化に関する外部委託科学レポートを公表した。概要は以下のとおり。
 GM植物リスク評価のためのサンプリングニーズが分析され(課題1)、GM植物リスク評価に用いる代表データ作成への適格性に従って、科学的に公認された適切なサンプリング戦略が選抜され評価された(課題2)。1つの例外を除いて、これらのいずれもが、サンプリングの代表性を確かなものとするのに必須のバイアス発生誤差(bias-generating error)の確実な除去がなされていなかった。サンプリング理論(TOS)が、この試みのための唯一の総合的枠組みとして特定された。よって課題3の目的は、GM植物リスク評価に係るこれらの課題に必要な検査対象の代表部分の収集及びサンプリングにTOSをどのように適用できるかを検証し記述することであった。TOSの役割は、分析結果に不必要なサンプリング誤差の不確実性(unnecessary sampling error uncertainty)がないとする根拠を確保することである。TOSのこの基本原理は、規範となる一連の参考文献と共に提示されている。TOSの原理の応用実例は、成長サイクル及びサンプリング経路にまたがる一連の特定エンドポイントのために記述されている。この報告で叙述された原理は、信頼に足る代表データを作成するのに必要かつ十分な根拠を示している。そのデータを拠り所として、GM植物リスク評価において様々な課題を最大の有効性をもって実施すること、エンドポイントの主要なタイプに十分対処することがそれ自体のサンプリングプロトコルに基づいてきた。一部はサンプリング、その他それ自体を要しない(例えばDNA判定)可能性もあり、動物飼養試験に用いるたん白質発現データや植物性物質の作成といったものである。
 まとめると課題1~3の報告は、GM植物リスク評価を準備し査定するのに係る主要なタイプのサンプリング課題に対処するのに十分な、最小限で普遍的サンプリング能力の基礎環境を提供することを目的としている。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/sp.efsa.2017.EN-1226/abstract