食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04760840149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、「食品及び飼料に意図的に添加される安全性適格推定(QPS)に推薦された生物学的作用物質でEFSAに通知されたリストの更新に関する声明文書6:2017年3月までにEFSAに通知された分類単位の適格性」を公表
資料日付 2017年7月25日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は7月25日、「食品及び飼料に意図的に添加される安全性適格推定(QPS)に推薦された生物学的作用物質でEFSAに通知されたリストの更新に関する声明文書6:2017年3月までにEFSAに通知された分類単位の適格性」を公表した(32ページ、2017年6月7日採択)。
 安全性適格推定(Qualified presumption of safety:QPS)評価法は、EFSAの科学委員会が行う生物学的作用物質の安全性リスク評価を支援するための統一された一般的な事前評価を提供する目的で開発されたものである。妥当な分類単位の特性、知識体系、懸念される安全性及び薬剤耐性について評価がなされた。分類単位に関して特定された安全性の懸念は、数の上でその可能性があり合理性があれば、EFSA科学委員会が系統レベルで評価を行うとされる「資格」に影響する。
 以前に推薦されたQPS分類単位の変更、及びそれらの資格に関して新たな情報はなかった。2016年9月末から2017年3月の間にQPS通知リストは、市場承認のための87件の申請を更新した。このうち32の生物学的作用物質は既にQPSステータスを取得しており、37物質は糸状菌や腸球菌であるために評価には含まれなかった。ストレプトマイセス属の種(Streptomyces cinnamonensis
, Streptomyces mobaraensis及びStreptomyces violaceoruber)、Bacillus circulans(3件の通知)、Escherichia coli (7件の通知)については、QPSとして適格ではないと再確認された。以前の負託では評価されなかったStreptomyces rubiginosus 及び Streptomyces netropsisは、再度QPSには推薦されなかった。QPSに関する現在の負託権限内においてストレプトマイセス属と大腸菌は今後のQPS評価から除外される。これまでに評価を受けたことのないHyphomicrobium denitrificansは、QPSリストに推薦されなかった。Pseudomonas amyloderamosaについては、これが妥当性が実証された種ではないことから、QPSの評価は適格ではないとした。Lactobacillus animalisは、QPSステータスに推薦された新たな分類単位となった。
 当該声明文書は以下のURLから入手可能。
http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2017.4884/pdf
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/4884