食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04760400314
タイトル ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、ドイツの食品中のフィプロニル濃度に関して最新の情報提供
資料日付 2017年8月8日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は8月8日、ベルギーで卵中からフィプロニルが検出されたことを受け、ドイツの食品中のフィプロニル濃度に関して最新の情報提供を行った(2017年8月8日付け情報提供 No.017/2017)。概要は以下のとおり。
 7月30日、欧州連合(EU)の食品及び飼料に関する緊急警告システム(RASFF)による通知により、ベルギーの卵及び鶏肉から最大1.2mg/kgのフィプロニルが検出されたことが分かった。これを基に、BfRはリスク評価を行った。
 当該リスク評価は、ドイツに由来する新たな正式分析結果に基づくものである。ドイツでは、鶏卵中のフィプロニル濃度は最大で0.45mg/kgである。現在の科学データに基づけば、考慮された消費者集団(子どもを含む)に対する急性の健康影響は考えにくい。
 当該健康影響評価は、急性参照用量(ARfD)に基づいている。
 BfRは、考慮されたいずれの消費者集団(子どもを含む)においてもARfDを超えない卵中のフィプロニル含有量を0.72mg/kgと決定した。当該リスク評価は、加工製品及び非加工製品の双方を考慮した。現在の科学情報に基づけば、推定される最大摂取量がARfDを下回っていれば、急性の健康影響は考えにくい。
 ドイツの鶏卵中のフィプロニル濃度は最大で0.45mg/kgである。欧州の消費者リスクを推定するための計算モデル(EFSA PRIMo、Version 2)をベースとして用いた場合、この値は、子どもを含む消費者集団においてARfDの最大62%である。
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
情報源(報道) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
URL http://www.bfr.bund.de/cm/343/gesundheitliche-bewertung-von-ersten-analysenergebnissen-zu-fipronilgehalten-in-lebensmitteln-in-deutschland.pdf