食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04750300477 |
タイトル | カナダ公衆衛生庁(PHAC)、パン粉をまぶした生の鶏肉の冷凍製品が原因と見られるサルモネラ集団感染に関して調査中 |
資料日付 | 2017年6月26日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | カナダ公衆衛生庁(PHAC)は6月26日、パン粉をまぶした生の鶏肉の冷凍製品が原因と見られるサルモネラ集団感染に関して調査中である旨を公表した。概要は以下のとおり。 同庁は、州の公衆衛生当局、カナダ食品検査庁(CFIA)及びカナダ保健省(Health Canada)と協働で、4州で発生したサルモネラ・エンテリティディス集団感染に関して調査を行っている。パン粉をまぶした生の鶏肉の冷凍製品が原因とみられる患者が複数報告されている。 今回の集団感染は、パン粉をまぶした生の鶏肉の冷凍製品は生の家きん肉を含むことから、他の生の家きん肉製品と同様の取扱い及び調理を行うべきとの注意喚起となる。このような製品は、加熱調理に関する指示を守り、加熱調理後の中心部温度を確かめてから摂取することが推奨される。パン粉をまぶした生の鶏肉の冷凍製品は、中心温度を74℃以上に加熱調理すれば安全に摂取できる。 6月26日時点で、サルモネラ症患者が4州で合計7人報告されている(ブリティッシュ・コロンビア(BC)州1人、アルバータ州4人、オンタリオ州1人及びニューブランズウィック州1人)。2人が入院している。死亡者は報告されていない。患者は2017年4~5月に発病した。患者の大半(71%)が男性で、平均年齢は26歳である。 当該調査の結果、現時点でパン粉をまぶした生の鶏肉の冷凍製品が汚染源として特定されている。集団感染調査は継続中であり、定期的に情報は更新される予定である。 |
地域 | 北米 |
国・地方 | カナダ |
情報源(公的機関) | カナダ公衆衛生庁(PHAC) |
情報源(報道) | カナダ公衆衛生庁(PHAC) |
URL | http://www.phac-aspc.gc.ca/phn-asp/2017/salmonella-enteritidis-eng.php |