食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04740400184
タイトル ノルウェー食品安全庁(NFSA)、慢性消耗性疾患(CWD)が新たに見つかった旨を公表
資料日付 2017年6月20日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  ノルウェー食品安全庁(NFSA)は6月20日、慢性消耗性疾患(CWD)が新たに見つかった旨を公表した。概要は以下のとおり。
 NFSAはノルウェー獣医研究所(NVI)から、ノルウェーで6例目となるCWDが見つかったとの報告を受けた。CWDは、Sogn og Fjordane県のNordfjella地域の雄トナカイで見つかった。CWDはシカ科動物にとっては致命的であるが、ヒトに関しては、動物を介した伝達も、肉を介した伝達も確認されていない。
 ノルウェー自然研究所(NINA)を中心に行っている調査プロジェクトでは、トナカイ及びその他の野生動物の検体が採取された。当該患獣は放射性標識され、まだ生存している。調査結果を記録後、直ちに殺処分される予定である。今回のCWDは、以前トナカイでCWDが確認されたのと同じ地域で見つかった。
 通常、CWDの診断には脳検体を使用するため動物を殺処分するが、今回の検査では、試験的に生体動物に麻酔をかけて検査する手法を用いた。
 この手法では、腸管関連リンパ組織について検査を行った。この手法はあくまでも試験的なもので、定期検査にはまだ使用されていない。
地域 欧州
国・地方 ノルウェー
情報源(公的機関) その他
情報源(報道) ノルウェー食品安全庁(NFSA)
URL https://www.mattilsynet.no/dyr_og_dyrehold/dyrehelse/dyresykdommer/skrantesjuke__cwd_/ny_paavisning_av_skrantesjuke.26714