食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04740190149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、農薬有効成分ブロモキシニル(類縁体のブロモキシニルオクタノエートを評価)のリスク評価のピアレビューに関する結論を公表 |
資料日付 | 2017年6月14日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は6月14日、農薬有効成分ブロモキシニル(bromoxynil)(類縁体のブロモキシニルオクタノエート(bromoxynil octanoate)を評価)のリスク評価のピアレビューに関する結論(2017年4月7日承認、24ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2017.4790)を公表した。概要は以下のとおり。 1. 抄録(抜粋) 本結論は、とうもろこし及び麦類(straw cereals)(訳注:小麦、大麦、えんばく等)に対する除草剤としてのブロモキシニルの代表的用途の評価に基づいて出された。 2. 哺乳動物毒性(抜粋、p. 8) 合意された許容一日摂取量(ADI)及び全身の許容作業者ばく露量(AOEL)は、0.003mg/kg体重/日(ブロモキシニルに換算したもの)である。これは、イヌを用いた90日間試験及び1年間試験における1mg/kg体重/日の用量での肝臓重量の増加、体重減少及び臨床兆候を根拠とする関連する短期毒性についての無毒性量(NOAEL)の0.3mg/kg体重/日に基づいたもので、不確実係数(UF)の100が適用された。AOELの算定にあたり、経口吸収率(oral absorption)で補正する必要はない。 合意された急性参照用量(ARfD)及び全身の急性許容作業者ばく露量(AAOEL)は、0.013mg/kg体重(ブロモキシニルに換算したもの)である。これは、ラットを用いた発生毒性試験で12.5mg/kg体重/日の用量において観察された発生毒性の影響についてのNOAELの4mg/kg体重/日を根拠としたものであり、標準的UFの100に加え、発生影響の重大性によるUFの3が適用された。このARfD及びAAOELは、ラット及びウサギにおける奇形についての最小毒性量(LOAEL)に対して約1 ,000以上のばく露マージンを与えるものである。AAOELの算定にあたり、経口吸収率で補正する必要はない。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2017.4790/pdf |