食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu04740080149 |
| タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、食品添加物としてのタラガム(E 417)の再評価に関する科学的意見書を公表 |
| 資料日付 | 2017年6月28日 |
| 分類１ | - |
| 分類２ | - |
| 概要（記事） | 欧州食品安全機関(EFSA)は6月28日、食品添加物としてのタラガム(tara gum)(E 417)の再評価に関する科学的意見書(2017年5月17日採択、37ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2017.4863)を公表した。概要は以下のとおり。 1.「食品添加物及び食品に添加される栄養源に関する科学パネル」(ANSパネル)は、食品添加物としてのタラガム(E 417)の安全性を再評価する科学的意見を提示する。 2. タラガム(E 417)は、欧州連合(EU)の食品科学委員会(SCF , 1992)及び国際連合食糧農業機関(FAO)/世界保健機関(WHO)合同食品添加物専門家会議(JECFA , 1987)により評価されており、両機関ともこのガムについて許容一日摂取量(ADI)を「特定しない」とした。ANSパネルは、委員会規則(EU) No 257/2010に基づき再評価される特定の食品添加物のリスク評価のための概念枠組みに従い、タラガム(E 417)について十分なばく露データ及び毒性データが利用可能であると考察した。 3. タラガム(E 417)は、そのままの自然な状態で吸収されるとは考えにくく、また、腸内微生物叢により発酵されることが予見される。亜慢性試験、慢性試験及び発がん性試験で試験された最大用量において有害影響は報告されなかった。また、遺伝毒性に関して懸念はない。 4. ANSパネルは、(1)タラガム(E 417)について数値のADIを設定する必要はない、(2)報告されている用途及び使用濃度における食品添加物としてのタラガム(E 417)の精度を高めたばく露量評価において、一般の人口集団に対する安全性の懸念はない、と結論づけた。 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | EU |
| 情報源（公的機関） | 欧州食品安全機関（EFSA） |
| 情報源（報道） | 欧州食品安全機関（EFSA） |
| URL | http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2017.4863/pdf |