食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04730320470
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)及び欧州疾病予防管理センター(ECDC)、複数国で発生したゴマ種子に関連する新たなサルモネラ属菌Salmonella enterica 11:z41:e ,n ,z15集団感染症に関する緊急集団感染評価書を公表
資料日付 2017年6月14日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)及び欧州疾病予防管理センター(ECDC)は6月14日、複数国で発生したゴマ種子に関連する新たなサルモネラ属菌Salmonella enterica 11:z41:e
,n
,z15集団感染症に関する緊急集団感染評価書を公表した(10ページ、2017年6月12日承認)。
 2016年3月から2017年5月の間に欧州連合(EU)の5か国(チェコ、ドイツ、ギリシャ、ルクセンブルク、英国)において、抗原構造式11:z41:e
,n
,z15を持つ新たな血清型のSalmonella enterica subspecies entericaによる集団感染によって47人の患者が発生している。
 疫学的及び微生物学的証拠から、集団感染患者の数人がギリシャの製造業者によるゴマペーストに関連していることが示された。ゴマペーストに使われたゴマ種子はアフリカの1か国由来のものであった。同じギリシャの製造業者は、アフリカの別の国から輸入したゴマ種子で1バッチ製造しており、製造後検査でサルモネラ陽性が出ていた。
 当該集団感染に関連する最近の症例は、ドイツ及びルクセンブルクで本年3月に報告されている。本年3月及び4月に原因となったゴマペーストを撤去して以降、新たな症例の報告はない。
 もし当該集団感染の血清型による新たな症例が報告された場合、欧州連合/欧州経済領域(EU/EEA)の当局は、直ちに患者と面談し、ばく露の評価及び集団感染との関連の可能性を確認することを考慮すべきである。
 当該評価書は以下のURLから入手可能。
http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/sp.efsa.2017.EN-1256/pdf;jsessionid=C6C4EE02E9488F06DEFCA367E9CA5244.f01t01
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州疾病予防管理センター(ECDC)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)、欧州疾病予防管理センター(ECDC)
URL http://ecdc.europa.eu/en/publications/_layouts/forms/Publication_DispForm.aspx?List=4f55ad51-4aed-4d32-b960-af70113dbb90&ID=1716