食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04730220505
タイトル スイス連邦食品安全獣医局(BLV)、食品中のグリホサート量は無視できる量であることを発表
資料日付 2017年6月6日
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概要(記事)  スイス連邦食品安全獣医局(BLV)は6月6日、食品中のグリホサート量は無視できる量であることを発表した。
 国民議会の科学、教育、文化委員会の要請を受け、BLVの研究所はグリホサートへの国民のばく露量を明確にするために、2016年に食品のモニタリングを開始した。19分類(はちみつ、ワイン、パン、ジャガイモ及び野菜、乳児用食品等)にわたる食品230以上の検体を分析した。最初の結果では、約40%の食品から定量可能な微量なグリホサートが検出された。グリホサート量及びその代謝物であるアミノメチルホスホン酸(AMPA)量は規則で定められた基準値と比較して非常に低かった。測定値は低かったが、パスタ、朝食用シリアル、豆類が相変わらず主なばく露源である。
 モニタリングの最終結果はまだ出ていないが、この最初の測定結果は、食品中のグリホサート残留量は低く健康リスクが発症する量ではないことを確認した。最終的な結果は今年中に公表される。
 最初の結果から次のような計算が可能である。最大一日許容量、即ち毎日摂取しても一生健康被害が発症することのない用量(成人については30mg/人)に達するには成人は最も汚染された検体(421μg/kg)のパスタを1日に71kg摂取する必要がある。
 スイスの住民は、平均して年間10kgのパスタを摂取する。即ち1日の摂取量はずっと低く、パスタのような最も汚染された食品の摂取であっても、最も汚染が少ない食品の摂取と見なすことができることから、人への健康リスクはないと考えられる。
地域 欧州
国・地方 スイス
情報源(公的機関) スイス連邦食品安全獣医局(BLV)
情報源(報道) スイス連邦食品安全獣医局(BLV)
URL https://www.blv.admin.ch/blv/fr/home/lebensmittel-und-ernaehrung/lebensmittelsicherheit/stoffe-im-fokus/glyphosat.html