食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04720500149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、科学協力に関する2016年報について報道発表 |
資料日付 | 2017年5月22日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は5月18日、EFSAの科学協力に関する2016年報(2017年5月18日公表、61ページ)について報道発表した。概要は以下のとおり。 1. 共同作業や専門知識の交換は、(1)リスク評価を調和させ、(2)能力を最大化し、(3)各種資源(訳注:人員や予算等)を最大限に活用するための、効率的な方法である。 2. EFSAの科学協力に関する2016年報は、EFSAが「2014~2016年科学協力計画表(Scientific Cooperation Roadmap 2014-2016)」に基づき、昨年において欧州及び海外の協力機関とのパートナーシップを強化するため、これらの原則をどのように適用したかを示している。この計画表は、共通のリスク評価に関する協議事項(これに基づき欧州連合(EU)加盟国とEFSAが食品安全の重要な優先事項を決定する)の策定に向けて作成された。 3. ますます主導的役割を担うEU加盟国 EU加盟国は、EFSAのアドバイザリーフォーラム(訳注:加盟国等の食品安全機関の代表者らで構成)を通じて、優先事項の設定や活動の方向付けにおいて主導的役割を担い続けた。この点について、フォーカルポイント(訳注:各国の食品安全機関とEFSAの橋渡し役)の仕事は、加盟国の段階における多くの重要な調査事業を実施する上で不可欠な要素のままである。 また、昨年においては、EU加盟国間の共同研究の増加が続いた。EU加盟国は、共同の科学調査事業を数多く提案し、今後数年間にわたる共通目標に向けて共に作業する協力機関を特定した。 EU加盟国は、2016年9月における重要な動きの中で、EFSA及びその業務への継続支援を再確認した。「公約宣言(Declaration of Commitment)」においてEU加盟国は、EFSAやアドバイザリーフォーラムのメンバーが共に食品安全の領域における将来の課題に取り組み、欧州の消費者保護を確保する広範囲の施策及び活動に合意した。 4. 組織的能力の向上への投資 増加する課題及び急速に進化する科学知識により、組織の科学的能力の向上にEFSAが継続的に投資することは重要である。このためEFSAは昨年、最初の「欧州食品リスク評価フェローシップ・プログラム」を立ち上げた。このプログラムは、食品安全リスク評価における知識と経験を増やすユニークな機会をEU域内の科学者に与えるものである。 EFSAの科学協力に関する2016年報は、以下のURLから入手可能。 https://www.efsa.europa.eu/sites/default/files/corporate_publications/files/scientificcooperation16ar.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | https://www.efsa.europa.eu/en/press/news/170518-0 |