食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04700020364
タイトル 台湾行政院農業委員会、鶏卵からダイオキシンが検出された事案について汚染物質は2 ,3 ,7 ,8テトラクロロジベンゾフラン(2 ,3 ,7 ,8TCDF)である旨公表
資料日付 2017年5月5日
分類1 -
分類2 -
概要(記事) 台湾行政院農業委員会は5月5日、鶏卵からダイオキシンが検出された事案について汚染物質は2
,3
,7
,8テトラクロロジベンゾフラン(2
,3
,7
,8TCDF)である旨公表した。
 同委員会は5日、衛生福利部、環境保護署及び関連の専門家を招集し、今回の鶏卵ダイオキシン汚染事案について専門家会議を開催した。鴻彰の農場から採取した鶏、鶏卵、飼料及び飼料添加物の検査結果について討論し、汚染物質は2
,3
,7
,8TCDFであると断定した。
 同委員会は更に以下のように説明した。各機関の代表及び会議に出席した専門家は鴻彰の農場における鶏卵及び鶏肝臓の検査結果より、両者のダイオキシン分布の特徴が類似していること、2
,3
,7
,8TCDFの濃度が高いことが確認されたとの共通認識を示した。このことから、本事案は持続性のある汚染ではなく、飼養過程において鶏が汚染物質を摂取したことによるものと考えられ、汚染源が部分的である事案と判断した。
 鴻彰の農場から採取した関連飼料や飼料添加物の検査結果はいずれも欧州連合(EU)の基準値を下回っていた。また、それらのポリ塩化ジベンゾパラジオキシン(PCDDs)のクロマトグラムは汚染された鶏卵とは明らかに異なっていたことから、汚染源は通常の飼料ではないと推測される。
地域 アジア
国・地方 台湾
情報源(公的機関) 台湾行政院農業委員会
情報源(報道) 台湾行政院農業委員会
URL http://www.coa.gov.tw/theme_data.php?theme=news&sub_theme=agri&id=6920