食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04680480149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、規則(EC)No 1829/2003に従って食品及び飼料用、輸入及び加工のための遺伝子組換え除草剤耐性ダイズDAS-44406-6の市販に関するDOW AgroSciences社(EFSA-GMO-NL-2012-106)による申請についての科学的意見を公表 |
資料日付 | 2017年3月21日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は3月21日、規則(EC)No 1829/2003に従って食品及び飼料用、輸入及び加工のための遺伝子組換え除草剤耐性ダイズDAS-44406-6の市販に関するDOW AgroSciences社(EFSA-GMO-NL-2012-106)による申請についての科学的意見を公表した(33ページ、2017年2月17日採択)。概要は以下のとおり。 ダイズDAS-44406-6は、グリホサートを主成分とする除草剤に耐性を与える5-エノールピルビルシキミ酸-3-リン酸合成酵素(2mEPSPS)、2 ,4-ジクロロフェノキシ酢酸(2 ,4-D)及び他の関連したフェノキシ除草剤に耐性を与えるアリルオキシアルカノエート・ジオキシゲナーゼ(AAD-12)、並びにグルホシネートアンモニウムを主成分とする除草剤に耐性を与えるホスフィノトリシンアセチルトランスフェラーゼ(PAT)を発現する。分子特徴データ及びバイオインフォマティクス分析は、食品/飼料の安全性の評価を要する問題を特定しなかった。農学的及び表現型特徴は、さや数、種子数及び収穫高を除いて、ダイズDAS-44406-6と既存の対応物(conventional counterpart)との間に関連する差異を明らかにしなかった。成分組成分析は、ダイズDAS-44406-6におけるレクチン活性の増加(最大31%)を除いて、更なる評価を要する差異を特定しなかった。このような増加が食品/飼料の安全性及びダイズDAS-44406-6の栄養素に関して、既存の対応物及び非遺伝子組換え参照品種と比較して、更なる懸念を生じる可能性は低い(unlikely)。毒性の可能性(potential)及び新たに発現した3つのたん白質のアレルゲン性に関して懸念は無かった。遺伝子組換え(genetic modification)がダイズDAS-44406-6の総合的アレルゲン性を有意に変化させる可能性(might)のエビデンスも無かった。ダイズDAS-44406-6は、試験された既存の対応物及び非遺伝子組換え参照品種と同等の栄養価がある。意図された除草剤にばく露されない限り、偶発的に野生化したダイズDAS-44406-6植物の定着及び拡散の可能性(likelihood)増加を示唆するものは無い。よってダイズDAS-44406-6の生存可能種子の環境への偶発的放出による環境影響の可能性(likelihood)は、非常に低い。市販後環境監視計画及び報告間隔は、ダイズDAS-44406-6の用途に則している。結論として、GMOパネルは、ダイズDAS-44406-6に関して入手可能な情報が加盟国から寄せられた科学的意見に対処しており、この申請に記述してある通り、この申請の範囲の背景においてヒト及び動物の健康並びに環境への影響の可能性(potential)に関して既存の対応物及び非遺伝子組換え参照品種と同等に安全であると考える。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/4738 |