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資料管理ID syu04680180108
タイトル 米国環境保護庁(EPA)、グリホサートに関する科学諮問委員会(SAP)の報告書を公表
資料日付 2017年3月17日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国環境保護庁(EPA)は3月17日、グリホサートに関する科学諮問委員会(SAP)の報告書を公表した。概要は以下のとおり。
 殺虫剤・殺菌剤・殺そ剤法SAPは2016年12月13日から16日に会合を持ち、除草剤グリホサートの発がんの可能性(potential)に関してEPAが評価した一連の科学的課題を検討した。会合の議事録及び最終報告書が公表された。
 EPAは、この文書並びに他の意見を、グリホサートの発がんの可能性(potential)に関する最終決定をする前に検討する。
 EPAは現在、グリホサートのヒト健康及び生態学的リスク評価案を2017年の一般意見募集のために公表予定である。グリホサートは、登録審査中であり、法で要求されているEPAの農薬登録の定期的審査は、各農薬が引き続き登録の法定安全基準を満たしていることを確保している。
 報告書(22ページ)からの抜粋
 評価及び結論案:
 エビデンスの重要性アプローチを使用して、討議報告書はグリホサートが、特に合理的に予測し得る用量は「ヒトに対して発がん性があるとは考えにくい(not likely to be carcinogenic to humans)」と結論付ける。一部のパネルメンバーはこの特性の評価に合意したが、他のパネルメンバーは、グリホサートのより良い記述には「発がんの可能性を示唆するエビデンス(suggestive evidence of carcinogenic potential)」と感じた(felt)。多くのパネリストは、重要なデータが曖昧なので、グリホサートにばく露した作業者の研究からのがん罹患率及び/又は死亡率に関する追加データが望ましいことに留意した。
 議事録及び最終報告書は、以下のURLから入手可能。
https://www.regulations.gov/contentStreamer?documentId=EPA-HQ-OPP-2016-0385-0526&contentType=pdf
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/環境保護庁(EPA)
情報源(報道) 米国環境保護庁(EPA)
URL https://www.epa.gov/pesticides/scientific-advisory-panel-report-glyphosate-available