食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04670500149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、規則(EC)No258/97に従って、新開発食品としてのヒドロキシチロソール(hydroxytyrosol)の安全性に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2017年3月10日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は3月10日、規則(EC)No258/97に従って、新開発食品としてのヒドロキシチロソール(hydroxytyrosol)の安全性に関する科学的意見書を公表した(23ページ、2017年1月31日採択)。概要は以下のとおり。 欧州委員会(EC)の要請を受けて、EFSAの「栄養製品、栄養及びアレルギーに関する科学パネル」(NDAパネル)は、規則(EC)No258/97に従って新開発食品としての化学的に合成されたヒドロキシチロソールに関する意見を述べるよう要請された。新開発食品の組成、仕様、バッチ毎の可変性、安定性及び製造工程に関する情報は十分で、新開発食品の安全性に関する懸念は生じない。申請者は、ヒドロキシチロソールを魚油及び植物油に最大215mg/kg、並びにマーガリンに最大175mg/kg添加することを意図している。標的集団は、36か月未満の小児、妊婦及び授乳婦を除く一般集団である。亜慢性経口毒性試験による新開発食品の無毒性量(NOAEL)50mg/kg体重/日及び新開発食品の最大予想一日摂取量を考慮して、ばく露マージンは、小児(3歳から9歳)は100、青年、成人(妊婦及び授乳婦を除く)及び高齢者は少なくとも200となる。新開発食品の予想一日摂取量が、有害影響を伴ったことの無いオリーブオイル及びオリーブの摂取によるヒドロキシチロソールばく露の範囲内又はより少ないということ、並びにラット及びヒトにおけるヒドロキシチロソールの類似動態学を考慮して、パネルは、新開発食品の意図する用途及び使用レベルでのばく露マージンは、標的集団に十分であると考える。パネルは、新開発食品ヒドロキシチロソールが提案された用途及び使用レベルの下で安全であると結論付ける。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/4728 |