食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04650700505 |
タイトル | スイス連邦食品安全獣医局(BLV)、スイスにおける食品中の糖類の低減に関して発表 |
資料日付 | 2017年2月1日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | スイス連邦食品安全獣医局(BLV)は2月1日、スイスにおける食品中の糖類の低減に関して発表した。 糖類の過剰摂取は健康に有害である可能性がある。栄養政策の一環でBLVは食品中の糖類の低減を企業に課している。 2015年8月4日、スイスの食品生産業者、小売店の代表者、スイス連邦参事(内務大臣に相当)は了解覚書「ミラノ宣言」に調印するため、ミラノの国際博覧会の機会に会合をした。この覚書は2018年までにヨーグルト及び朝食用シリアルの糖類を徐々に削減することを目標としている。 この覚書に調印した企業はactionsanteを先導するパートナーとなることができる。スイスはactionsanteによって食品及び運動の分野で健康的な生活方法を推進している。これらの企業は推進活動の責任ある立場となり、消費者が健康によりよい選択をすることを促進する。 覚書の順守状況を管理するためBLVは2016年の状況一覧を作成した。糖類入りヨーグルト(7社)348検体及び糖類入り朝食用シリアル(9社)186検体のデータを収集し分析した。全ての食品について添加した糖類の割合を検査した。乳又は果物由来の天然の糖類は考慮しなかった。 結果のデータからヨーグルト1個(180g)につき平均して糖類は17g含まれていた。最も糖類含量が少なかったものは1個につき10g、最も多かったものは30.5g含まれていた。朝食用シリアルについては、平均すると100gにつき18gの糖類が含まれていた。多く含まれているものは食品の50%にまで達した。 収集したデータをもとにBLVはヨーグルト及び朝食用シリアルに含まれる糖類含量を低減するための目標値を設定した。ミラノ宣言に従って糖類削減が実施されているかどうか確認するため、糖類含量に関する目標値は今後毎年見直される。 ※actionsante:BLVとスイス連邦保健局(BAG)がイニシアチブを取り、企業が積極的に健康のために約束を守ることを促進するプラン |
地域 | 欧州 |
国・地方 | スイス |
情報源(公的機関) | スイス連邦食品安全獣医局(BLV) |
情報源(報道) | スイス連邦食品安全獣医局(BLV) |
URL | https://www.blv.admin.ch/blv/fr/home/lebensmittel-und-ernaehrung/ernaehrung/massnahmen-ernaehrungsstrategie/zuckerreduktion.html |