食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04650210450 |
タイトル | Eurosurveillance:「2012~2014年のフランスにおけるカルバペネマーゼ産生腸内細菌科細菌の傾向」 |
資料日付 | 2017年2月9日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | Eurosurveillance (Volume 22 , Issue 6 , 09 February 2017)に掲載された論文「2012~2014年のフランスにおけるカルバペネマーゼ産生腸内細菌科細菌の傾向(Trends in carbapenemase-producing Enterobacteriaceae , France , 2012 to 2014)、著者L Dortet(Associated National Reference Center for Antibiotic Resistance , フランス)ら」の概要は以下のとおり。 2014年、カルバペネム感受性が低下した腸内細菌科細菌分離株全2 ,976株がフランス国立薬剤耐性総合リファレンスセンター(NRC)に受理され、それらのカルバペネムへの分子生物学的耐性機序の特性分析、及び2012~2013年に得られた結果との比較がなされた。NRCが受理したカルバペネム感受性が低下した腸内細菌科細菌分離株の総数は、カルバペネマーゼ産生菌の割合の増加によって(2012年 23.1%、2013年 28.6%、2014年 36.2%)、急激に増えていた(2年間に2倍以上)。 2012~2014年の間では、主要なカルバペネマーゼの型はOXA-48で、これはOXA-48変異型(主にOXA-181)及びNDM産生菌の増加によるものであり、一方、KPC産生菌は減少していた。我々はOXA-181産生菌がアフリカの熱帯地域に拡散している可能性を特定した。 最後になるが、フランスではOXA-48及びOXA-48関連酵素が依然として優占となっているカルバペネマーゼである。カルバペネマーゼ産生大腸菌の数は2012~2014年の間に5倍に増加しており、社会に拡散している可能性が示唆された。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | Eurosurveillance |
情報源(報道) | Eurosurveillance |
URL | http://www.eurosurveillance.org/ViewArticle.aspx?ArticleId=22715 |