食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04630640149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全ての鳥類に使用する技術的添加物(technological additive)としてのDSM 11798株の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2017年1月16日
分類1 --未選択--
分類2 --未選択--
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は1月16日、全ての鳥類に使用する技術的添加物(technological additive)としてのDSM 11798株の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2016年12月7日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 Biomin(R)BBSH 797は、未命名の細菌(DSM 11798株)の生菌を含む飼料添加物の商標である。EFSAの「動物用飼料に使用する添加物及び製品又は物質に関する科学パネル」(FEEDAPパネル)は、当該添加物を豚に使用する場合の安全性及び有効性に関する意見書を作成し、その中で、この添加物自体がもたらす安全性上の懸念はないと結論付けた。当該添加物は、トリコテセン系かび毒のデオキシニバレノール(DON)を低減し、より毒性の低い脱エポキシ化代謝物を産生する可能性がある。申請者は、この添加物を全ての鳥類に使用することの認可、また、現在の認可はDONのみを対象とすることから全てのトリコテセン系かび毒を網羅する改正を求めている。
 肉用鶏、肉用七面鳥及び採卵鶏では、この添加物を推奨されている用量の1
,000倍の用量で給餌した場合に有害な影響は見られなかった。従って、この添加物は推奨用量である1.7×10の8乗CFU(コロニー形成単位)/kg完全配合飼料で使用する場合に、これらの動物種/カテゴリーに対して安全であると考えられる。この結論は全ての鳥類に拡大適用される。この添加物を全ての鳥類に給餌することにより、消費者、使用者又は以前に考慮されなかった環境に対する懸念がもたらされるとは考えられない。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2017.4676/full