食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04630020149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、食用油脂輸送に許諾可能な前荷としての物質の評価に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2017年1月18日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は1月18日、食用油脂輸送に許諾可能な前荷としての物質の評価に関する科学的意見書(2016年11月24日採択、36ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2017.4656)を公表した。概要は以下のとおり。 1. バルクタンクによる食用油脂の欧州への輸送は、前荷(訳注:そのバルクタンクで前回輸送されたもの)がポジティブリスト収載物質であることを条件として許可されている。欧州委員会(EC)は、食用油脂の前荷としてのリグノスルホン酸カルシウム(calcium lignosulphonate)、酢酸メチル(methyl acetate)、エチルtert-ブチルエーテル(ethyl tertbutyl ether: ETBE)及び硫酸アンモニウム(ammonium sulphate)の許諾性を評価するようEFSAに要請した。 2. この評価は、食用油脂の輸送に許諾可能な前荷として委員会指令96/3/ECの附属書のリストに現在収載されている物質の評価に用いられたものと同じ基準に基づいた。 3. 酢酸メチル及びETBEは、前荷としての許諾性の基準を満たしている。EFSAの「フードチェーンにおける汚染物質に関する科学パネル」(CONTAMパネル)は、リグノスルホン酸カルシウムについて、(1)主として低分子量画分の組成及び毒性に関する不確実性があること、(2)毒性学的データベースが40~65級の (訳注:工業品グレードより高純度の)ものに限定され、輸送されるリグノスルホン酸カルシウムの全ての等級に当てはまらないことにより、前荷としての許諾性の基準を満たしていないと結論づけた。食品グレードを除くグレード(非食品)の硫酸アンモニウム中の不純分に関する不確実性により、食品グレードの硫酸アンモニウムのみが前荷としての許諾性の基準を満たしている。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2017.4656/pdf |