食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04600700149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種に使用する香料としての、もう一つの二級又は三級酸素含有官能基を持つ脂肪族飽和及び不飽和の第二級アルコール、ケトン、ケタール、エステル(化学物質グループ10)の安全性と有効性に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2016年11月18日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は11月18日、全動物種に使用する香料としての、もう一つの二級又は三級酸素含有官能基を持つ脂肪族飽和及び不飽和の第二級アルコール、ケトン、ケタール、エステル(化学物質グループ10)の安全性と有効性に関する科学的意見書(2016年10月19日採択)を公表した。概要は以下のとおり。 この意見書は、化学物質グループ10に属する11種類の化合物に関するものである。これらは現在、食品用香料として認可されている。 ・ジアセチルは、提案されている最大用量である25mg/kg完全配合飼料で、子豚、肉用鶏、採卵鶏及びネコを除く全動物種に対して安全である。 ・3-ヒドロキシブタノール-ワン、3-メチルシクロペンタン-1 ,2-ジオン、3-エチルシクロペンタン-1 ,2-ジオン、ペンタン-2 ,3-ジオン、3 ,4-ジメチルシクロペンタン-1 ,2-ジオン、3 ,5-ジメチルシクロペンタン-1 ,2-ジオン、ヘキサン-3 ,4-ジオン及び3-アセトキシ-2-ブタノンは、提案されている最大用量の5mg/kgで全ての対象動物種に対して安全である。 ・2 ,6 ,6-トリメチルシクロヘキシル-2-エン-1 ,4-ジオン及び3-メチルノナン-2 ,4-ジオンは、提案されている用量(牛、サケ類及び非食料生産動物に対しては0.5mg/kg、豚及び家きんに対しては0.3mg/kg)より低い濃度でのみ安全である。 これらの化合物を提案されている最大濃度で飼料中に使用することによる消費者の安全性に対する懸念はもたらされないと考えられる。 これらの化合物は全て食品用香料として使用されており、飼料における機能は食品中における機能と実質的に同じであることから、有効性に関するこれ以上の実証は不要である。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2016.4618/full |