食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04600440485
タイトル 英国公衆衛生庁(PHE)、E型肝炎の症状、感染、治療及び予防に関して情報提供
資料日付 2016年11月17日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  英国公衆衛生庁(PHE)は11月14日、E型肝炎の症状、感染、治療及び予防に関して情報提供した。概要は以下のとおり。
1.E型肝炎は、動物及びヒトの両方が感染する可能性があるE型肝炎ウイルス(HEV)が原因の疾病である。
 イングランド及びウェールズにおけるE型肝炎患者数の増加を受け、感染経路を調査するための症例対照研究が行われた結果、加工豚肉製品の関与が示唆された。非渡航関連患者は男性高齢者に多いと考えられ、遺伝子型3型(豚関連株)に感染している。更に最近の研究では、英国の豚の90%以上が抗HEV抗体を保有していることが分かった。
 2016年(1月~9月)は、727人の患者が確認されている。
2.現在、承認されているE型肝炎ワクチンは無い。感染予防のための助言には以下が含まれる。
・肉及び肉製品を十分に加熱調理する。
・生又は加熱調理が不十分な肉及び貝類は摂取しない。
・食品の調理、提供及び摂取の前は十分に手洗いをする。
・衛生状態が良好でない国への渡航時は、歯磨き用の水を含め飲料水を煮沸する。
地域 欧州
国・地方 英国
情報源(公的機関) 英国公衆衛生庁(PHE)
情報源(報道) 英国公衆衛生庁(PHE)
URL https://www.gov.uk/government/publications/hepatitis-e-symptoms-transmission-prevention-treatment/hepatitis-e-symptoms-transmission-treatment-and-prevention