食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04600400470
タイトル 欧州疾病予防管理センター(ECDC)、欧州でカルバペネマーゼ産生肺炎桿菌及び大腸菌が出現している旨を公表
資料日付 2016年11月25日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州疾病予防管理センター(ECDC)は11月25日、欧州でカルバペネマーゼ産生肺炎桿菌及び大腸菌が出現していることを公表した。
 11月18日の第9回欧州抗生物質啓発デーにおいて、The Lancet Infectious Diseasesに、欧州でのカルバペネマーゼ産生肺炎桿菌(Klebsiella pneumoniae)及び大腸菌に関する初の完成した寸評となる、EuSCAPE※計画の36か国の欧州の455か所の病院で採取されたカルバペネマーゼ産生腸内細菌科細菌分離株のカルバペネマーゼ産生を含めた特性分析の結果が公表された。
 本調査では欧州の平均として、入院患者1万人当たり1.3人がカルバペネマーゼ産生K. pneumoniae又は大腸菌に感染しており、これは欧州南部及び東南部で最も多く見られた。K. pneumoniaeでは、最も高率で検出されたカルバペネマーゼはKPC酵素で、次いでOXA-48様、NDM、VIMであった。大腸菌ではOXA-48様酵素が最も多く、次いでNDM、KPCであった。
 当該論文は以下のURLから入手可能。
http://ecdc.europa.eu/en/press/news/Documents/Grundmann%20et%20al%202016.pdf
※EuSCAPE:欧州におけるカルバペネマーゼ産生腸内細菌科細菌調査(The European Survey on CPE)
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州疾病予防管理センター(ECDC)
情報源(報道) 欧州疾病予防管理センター(ECDC)
URL http://ecdc.europa.eu/en/press/news/_layouts/forms/News_DispForm.aspx?ID=1515&List=8db7286c-fe2d-476c-9133-18ff4cb1b568&Source=http%3A%2F%2Fecdc%2Eeuropa%2Eeu%2Fen%2FPages%2Fhome%2Easpx