食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04600190314
タイトル ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、農産物の加工係数に関して情報提供
資料日付 2016年11月10日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は11月10日、農産物の加工係数に関して情報提供した(2016年11月10日付け情報提供 No.033/2016)。概要は以下のとおり。
 農産物は、予め加工され、生で摂取されないことから、残留農薬のレベルは変化する場合がある。同一農産物中の残留農薬について、未加工品における残留濃度に対する加工品における残留濃度の割合を加工係数という。加工係数は、加工を通しての残留の増大又は低減を示す。加工係数は実験室においてシミュレーションした加工条件で決まる。植物保護製剤の認可手続きにおいて農薬メーカーに提出が義務付けられているこのような種類の研究データは、一般の人たちはアクセスできない。
 そこでBfRは、加工係数に関するまとまった情報を2007年からウェブサイトで公表してきた。そのデータベースが全面的に更新された。
 当該データベースは、主に専門家向けである。政府の食品モニタリング及びリスク管理機関が、加工食品に使用される元の産物が法律に準拠しているかについて評価を行う一助に、また、リスク評価当局が、加工食品・飼料に関して消費者及び家畜ばく露の評価精度を向上させる一助となる。
 BfRは、当該データベースをまとめるに当たり細心の注意を払っているが、情報の正しさ又は情報の利用による法的な影響に関しては一切法的責任を受け入れない。このデータベースに含まれる加工係数には法的拘束力はない。
 このデータベース(566ページ)は以下のURLから入手可能。
http://www.bfr.bund.de/cm/349/bfr-compilation-of-processing-factors.xlsx
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
情報源(報道) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
URL http://www.bfr.bund.de/cm/349/bfr-data-collection-on-processing-factors.pdf