食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04590530450 |
タイトル | Eurosurveillance:「動物インフルエンザウイルスへのヒトのばく露における血清学的証拠の測定:文献精査」 |
資料日付 | 2016年11月3日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | Eurosurveillance (Volume 21 , Issue 44 , 03 November 2016)に掲載された論文「動物インフルエンザウイルスへのヒトのばく露における血清学的証拠の測定:文献精査(Weighing serological evidence of human exposure to animal influenza viruses ? a literature review)、著者R.S. Sikkema(National Institute for Public Health and the Environment (RIVM) , オランダ)ら」の概要は以下のとおり。 動物にまん延するインフルエンザA型ウイルス株が種の壁を越える可能性及びヒトへの感染力を評価することは、ヒトのインフルエンザのサーベイランス及び防備を改善する上で重要である。ここでは動物インフルエンザウイルスへのヒトのばく露における血清学的証拠について記述された研究を精査した。公表論文には研究デザイン及び検査手法における基準が欠如していることから、血清学的証拠を比較することは困難であった。そのため、ここでは、選抜された論文で得られた血清学的結果の特異性を評価し比較検討するための採点システムを設計した。 多くの研究がブタに職業ばく露したヒトでの豚インフルエンザウイルスの抗体について信頼できる証拠を報告している。鳥インフルエンザ研究では、大半がH5 , H7及びH9亜型に関するものであり、これらの亜型の鳥インフルエンザウイルスにヒトがばく露した血清学的証拠が数多く報告されている。この度の精査で低位とされた鳥インフルエンザの研究は、高位とされた研究と比べて、ヒトの血清抗体陽性率がしばしば高めに報告されていた。 公的サーベイランス体制は、主としてH5及びH7亜型鳥インフルエンザを対象としている。豚インフルエンザウイルス及びH5、H7以外の鳥インフルエンザ亜型(特にH9)も公的サーベイランス体制に追加すべきである。サーベイランスの取組はまた、アフリカや南米のような検討中の地域についても向けられるべきである。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | Eurosurveillance |
情報源(報道) | Eurosurveillance |
URL | http://www.eurosurveillance.org/ViewArticle.aspx?ArticleId=22632 |