食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04590510294
タイトル 世界保健機関(WHO)、サウジアラビアのMERS-CoV感染情報を更新
資料日付 2016年10月31日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  世界保健機関(WHO)は10月31日、サウジアラビアのMERS-CoV感染情報を更新した。概要は以下のとおり。
 サウジアラビア政府の担当部局(National IHR Focal Point for the Kingdom of Saudi Arabia)から9月16日~10月10日の間に、死亡者1人を含む7人のMERS-CoV追加感染確定症例の届出があった。
 7人の感染確定症例のうち、食品摂取由来の可能性があるのは、下記の2症例のみであった。
1.Aljouf地域 Skaka city在住のサウジアラビア人78 歳女性は、9月16日に発症、9月18日に入院した。併存症のある当該患者は、9月20日、検査でMERS-CoV陽性と出た。彼女は発症前の14日間、ラクダとの接触及びその生乳の摂取歴があったと報告されている。現在患者は安定しており、病棟の陰圧隔離室に収容されている。農業省に通知され、ラクダの調査が続行中である。
2.リヤド地域Shaqra city在住のサウジアラビア人50 歳男性は、9月11日に発症、9月15日に入院した。併存症のある当該患者は9月16日、検査でMERS-CoV陽性と出た。彼は発症前の14日間、ラクダとの接触及びその生乳の摂取歴があったと報告されている。現在患者は安定しており、病棟の陰圧隔離室に収容されている。農業省に通知され、ラクダの調査が続行中である。
 2012年9月以降、世界中からWHOにMERS-CoV確定症例1
,813人の届出があり、少なくとも645人の関連死亡者が含まれている。
 WHOは、今のところヒトからヒトへの感染は主に医療現場で起きており、追加症例の届出によって総合的なリスク評価に変更は無いとしている。
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 世界保健機関(WHO)
情報源(報道) 世界保健機関(WHO)
URL http://www.who.int/csr/don/31-october-2016-mers-saudi-arabia/en/