食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04580720149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、新興リスクに係る2015年のEFSAの活動に関する技術的報告書を公表 |
資料日付 | 2016年10月17日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は10月17日、新興リスクに係る2015年のEFSAの活動に関する技術的報告書(2016年9月26日承認、22ページ)を公表した。概要は以下のとおり。 1. EFSAの「科学委員会及び新興リスクユニット」、「新興リスク情報交換連絡会」及び/又は「新興リスクに関する利害関係団体協議会」により、18件の潜在的な新興事案が2015年に初めて示された。「新興リスクに関する常設作業部会」は、EFSAが試行している新興リスクを特定するための手順の評価を確定し、今後の発展のための勧告を出した。 2. (1)ヒトのバイオモニタリングに関する最新知見の検証、(2)新興リスクに関する欧州連合(EU)加盟国連絡会の年次報告書、(3)新興リスクに関する利害関係団体協議会の年次報告書が公表された。新興リスク特定のための方法論の開発に関する数件の委託事業、即ち、(i)潜在的懸念を有する化学物質を特定するためのスクリーニング手法、(ii)テキストマイニング・ツール(訳注:大量のテキストデータから有用な情報を探し出す技術)、(iii)脆弱性や変化の推進要因を特定するための世界規模のフードチェーン分析の適用性に関する試験的な調査研究が進行中である。 3. ハチの大量死及び化学物質混合物(chemical mixtures)へのばく露による健康リスクが前年に特定された事案であり、EFSAは、評価に用いる手法の開発及びデータ収集のために数件の調査研究事業を持っている。EFSAの第2回科学会議においては、「動植物衛生における新興事案の推進要因」に関する会合が開かれた。 4. 実施中の新興リスク特定手順は、実際に適用可能であり、EFSAの各種資源を使うことができる。新興事案に関するデータは、この手順の透明性を高め、重複作業を減らし、連携を向上させるため、全ての利害関係団体にとって容易に利用可能なものにしなければならない。また、新興リスクの特定に対するEFSAの全ての科学パネル及び科学委員会の関与を更に向上させることが望ましい。優先順位付けプロセスの修正及び(特にEFSAとリスク管理機関の間における)密接な意思疎通が必要である。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州連合(EU) |
URL | http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/sp.efsa.2016.EN-1100/pdf |