食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04580440160
タイトル 英国食品基準庁(FSA)、食中毒の原因となるウイルスに関する調査研究の主要な優先事項について情報提供
資料日付 2016年10月20日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  英国食品基準庁(FSA)は10月20日、食中毒の原因となるウイルスに関する調査研究の主要な優先事項について情報提供した。概要は以下のとおり。
 FSA及び欧州食品安全機関(EFSA)の合同研究会の概略報告書が同日公表された。同報告書は、公衆衛生に対して大きな影響となる食中毒の原因ウイルス(ノロウイルス、A型肝炎ウイルス及びE型肝炎ウイルス)に焦点を当てた横断的なリサーチテーマを明らかにしている。
 レポートは、特に食品中のノロウイルス及びA型・E型肝炎ウイルスの感染性を測るための新たな調査研究の必要性を説いている。食品中のノロウイルスの存在が公衆衛生上のリスクとどのような関連性を有するかが、科学者の間で最優先の研究課題である。
 5つの主要な優先課題は以下のとおりである。
①E型肝炎ウイルスの感染性に関する評価を行うための直接的及び間接的手法の開発及び妥当化
②食品中のノロウイルスの検出と公衆衛生リスクとの関連性を明らかにする
③食品検体に由来するノロウイルス及びA型肝炎ウイルスの感染性に関する評価手法の策定
④食肉及び肉製品中のE型肝炎ウイルスの検出に関する標準手法及びISO手法の開発
⑤欧州におけるヒトのE型肝炎ウイルス感染の負荷を明確にする
 EFSAの「食中毒の原因となるウイルスに関する合同科学研究会の概略報告書」(2ページ)の概要は以下のURLから入手可能。
http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/sp.efsa.2016.EN-1103/abstract
地域 欧州
国・地方 英国
情報源(公的機関) 英国食品基準庁(FSA)
情報源(報道) 英国食品基準庁(FSA)
URL https://www.food.gov.uk/news-updates/news/2016/15612/key-priorities-established-for-research-on-foodborne-viruses