食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04580380485
タイトル 英国公衆衛生庁(PHE)、薬剤耐性報告書(2016年9月)を公表
資料日付 2016年9月1日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  英国公衆衛生庁(PHE)は9月、薬剤耐性報告書(2016年9月)を公表した(14ページ)。概要は以下のとおり。
・英国で小売される英国産冷凍丸鶏のカンピロバクター汚染に関する微生物学調査(2014~2015年)の一環として分離された菌株に関する薬剤耐性(AMR)データである。
・Campylobacter jejuni 230株の49%及びC. coli 53株の55%がシプロフロキサシン耐性であった。検査が行われた全ての分離株がゲンタマイシン、ネオマイシン及びカナマイシンに対する感受性を有していた。C.jejuni 55株及びC.coli 15株が、検査対象の全ての抗菌性物質に対する感受性を有していた。
・多耐性菌分離株の割合はC.jejuniよりもC.coliでより高かった(それぞれ0.9%及び21%)。2007~2008年以降、シプロフロキサシン耐性C.jejuni及びC.coliの割合は増大した。一方で、エリスロマイシン耐性C.coliの割合は変わらず、C.jejuniにおけるエリスロマイシン耐性は減少していると考えられる。前回2007~2008年の調査結果と比べて、アミノグリコシド系、クロラムフェニコール又はテトラサイクリン耐性における有意な変化は無かった。
地域 欧州
国・地方 英国
情報源(公的機関) 英国公衆衛生庁(PHE)
情報源(報道) 英国公衆衛生庁(PHE)
URL https://www.food.gov.uk/sites/default/files/campylobacter-amr-report.pdf