食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04560650360
タイトル 香港衛生署衛生防護センター、シュウ酸カルシウム結晶との関連が疑われる食中毒事案について公表
資料日付 2016年9月20日
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概要(記事)  香港衛生署衛生防護センターは9月19日、シュウ酸カルシウム結晶との関連が疑われる食中毒事案について公表した。
 同センターは市民に対し、シュウ酸カルシウム針状結晶を含む野菜に注意しクワズイモの誤食による中毒を防ぐよう呼びかけている。患者は56歳から65歳までの男性1人及び女性4人の計5人で、9月15日に家で夕食時にサトイモに似た植物を喫食し、その後すぐに口腔及び舌の灼熱感、舌の麻痺、唇の腫れ等の症状を呈した。このうち1人は入院し、同日集中治療室に移された。現在、回復し一般病棟で治療を受けている。当該患者はシュウ酸カルシウム針状結晶による中毒の疑いと診断された。他の4人は症状がその後治まったため、医療機関は受診しなかった。患者の状態は皆安定している。同センターのこれまでの調査において、患者の友人が農場からサトイモに似た植物を入手したことが分かっている。
 サトイモは常用される食材である。しかし、サトイモと形状が似ている植物(クワズイモ等)には毒素が含まれ、誤食すると中毒になる。シュウ酸カルシウム針状結晶を含む植物を誤食すると皮膚及び粘膜に損傷や刺激をもたらす。例えば、舌、口腔、唇の麻痺や灼熱感、舌や唇の腫れ等である。
 プレスリリースの英語版は以下のURLから入手可能。
http://www.info.gov.hk/gia/general/201609/19/P2016091900490.htm?fontSize=1
地域 アジア
国・地方 香港
情報源(公的機関) 香港衛生署衛生防護センター
情報源(報道) 香港衛生署衛生防護センター
URL http://www.info.gov.hk/gia/general/201609/19/P2016091900492.htm