食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04560550105
タイトル 米国食品医薬品庁(FDA)、メキシコのプエブラからのコリアンダーに対する継続的な地域的輸入警告及び検査により、2016年のサイクロスポーラ症例が減少していると公表
資料日付 2016年9月26日
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分類2 -
概要(記事)  米国食品医薬品庁(FDA)は9月26日、メキシコのプエブラ(Puebla)からのコリアンダーに対する継続的な地域的輸入警告及び検査により、2016年のサイクロスポーラ症例が減少していると公表した。
 この3年間に比較して、2016年に報告された国内でのサイクロスポーラ感染症の数は減少している。FDAは、メキシコのプエブラ産生鮮コリアンダーに関連したサイクロスポーラ・カイエタネンシス(Cyclospora cayetanensis)食中毒の疫学的及び追跡調査情報に応じて、近年様々な活動を行った。
 2013年から2015年にかけて、FDAとメキシコ当局は、コリアンダー及び他の農産物にヒト糞便病原汚染の原因となる可能性のある状態及び慣行が見られたプエブラ地域の多数の農場及び選果場で、検査及び環境評価を実施した。その結果、FDAはメキシコのプエブラ州からの生鮮コリアンダーに輸入警告を実施した。2015年に始まって4月1日から8月31日、この地域のコリアンダーは引き続き米国メキシコ間の国境で物理的検査なしに留め置かれ、米国への入国は拒否されている。4月から8月の期間は、以前のC. cayetanensis集団発生の季節性と合致する。
 2016年はFDAの輸入警告がプエブラ産生鮮コリアンダーに適用されて初めてのフルシーズンである。
 更に、FDAはプエブラ産コリアンダーの検査プログラムを実施し、米国疾病管理予防センター(CDC)と共同でC. cayetanensisの抑制及び予防戦略に関する業界向けアウトリーチを行った。
 9月16日現在、CDCは、米国内で感染し2016年5月1日以降発症したと報告されている検査確定サイクロスポーラ症例が、少なくとも134人いると報告している。2015年の同時期には、319症例が報告されている。
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/食品医薬品庁(FDA)
情報源(報道) 米国食品医薬品庁(FDA)
URL http://www.fda.gov/Food/RecallsOutbreaksEmergencies/Outbreaks/ucm522387.htm