食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04560510294 |
タイトル | 世界保健機関(WHO)、サウジアラビアのMERS-CoV感染情報を更新 |
資料日付 | 2016年9月16日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 世界保健機関(WHO)は9月16日、サウジアラビアのMERS-CoV感染情報を更新した。概要は以下のとおり。 サウジアラビア政府の担当部局(National IHR Focal Point for the Kingdom of Saudi Arabia)から7月20日から8月18日の間に、死亡者1人を含む8人のMERS-CoV追加感染確定症例の届出があった。以前報告されたMERS感染症例2人の死亡報告もあったが、食品摂取由来の可能性は無かった。 8人の感染確定症例のうち、食品摂取由来の可能性があるのは、下記の2症例のみであった。 1.リヤド地域(Riyadh Region)ハルジ(Alkharj city)の39 歳男性は、8月11日に発症、8月16日に入院した。8月17日に鼻咽頭スワブが採取され、8月18日、検査でMERS-CoV陽性と出た。患者は併存症が無かった。彼はラクダとの接触及びその生乳の摂取歴があった。患者は、その他の既知リスク要因へのばく露歴は無い。現在彼は安定しており、病棟の陰圧隔離室に収容されている。農業省に通知され、ラクダの調査が続行中である。 2.東部地域ジュバイル(Jubail city)の58 歳男性は、7月19日に発症、7月27日に入院した。併存症のある患者は7月28日、検査でMERS-CoV陽性と出た。彼はラクダとの間接的な接触及びその生乳の摂取歴があった。彼は、発症前の14日間、その他の既知リスク要因へのばく露歴は無い。現在患者は重症で、ICUに人工呼吸器をつけて収容されている。農業省に通知され、ラクダの調査が続行中である。 世界中からWHOにMERS-CoV確定症例1 ,800人の届出があり、少なくとも643人の関連死亡者が含まれている。 WHOは、今のところヒトからヒトへの感染は主に医療現場で起きており、追加症例の届出によって総合的なリスク評価に変更は無いとしている。 |
地域 | その他 |
国・地方 | その他 |
情報源(公的機関) | 世界保健機関(WHO) |
情報源(報道) | 世界保健機関(WHO) |
URL | http://www.who.int/csr/don/16-september-2016-mers-saudi-arabia/en/ |