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資料管理ID syu04531000305
タイトル 欧州連合(EU)、ルーマニアの牛海綿状脳症(BSE)リスクステータスを「無視できるリスク国」に変更
資料日付 2016年4月19日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州連合(EU)は4月19日、ルーマニアの牛海綿状脳症(BSE)リスクステータスを「管理されたリスク国」から「無視できるリスク国」に変更する委員会施行決定(EU) 2016/600を官報で公表した。概要は以下のとおり。
1. 委員会決定2007/453/ECの附属書は、BSEリスクステータスに基づいた国や地域を記載している。
2. 国際獣疫事務局(OIE)は、BSEリスクに基づく国や地域の分類において主導的な役割を果たしている。
3. 2014年5月のOIE総会は、第18号決議「OIE加盟国のBSEリスクステータスの認定」において、ルーマニアに「無視できるBSEリスクステータス」を与えることを決定した。OIE動物疾病科学委員会は2014年6月27日、非定型BSE患畜に関する2014年6月20日のルーマニアからの通知により、この「無視できるBSEリスクステータス」を停止した。
4. 2015年5月のOIE総会は、陸生動物衛生コード(コード)のBSEの章を一部改正し、同コードの第11.4.1条に、「BSEリスクステータスの認定に当たっては、全ての牛群で低い確率で自然発生すると考えられている「非定型BSE」を除外する」という一文を追加した。
5. OIE動物疾病科学委員会は、(1)ルーマニアの「無視できるBSEリスクステータス」は、非定型BSE患畜の検出により停止されたこと、(2)最新版のOIEコードはBSEリスクステータスの認定に当たり非定型BSEを除外していることを理由として、ルーマニアの「無視できるBSEリスクステータス」を回復させること(2015年12月8日付で発効)を決定した。
6. このOIEの決定を反映させるため、決定2007/453/ECの附属書における国々のリストを修正することが望ましい。
 以上の経緯及び観点から、委員会施行決定(EU) 2016/600に基づき、決定2007/453/ECの附属書を一部改正し、ルーマニアのBSEリスクステータスが「管理されたリスク国」から「無視できるリスク国」に変更された。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州連合(EU)
情報源(報道) 欧州連合(EU)
URL http://eur-lex.europa.eu/legal-content/EN/TXT/PDF/?uri=CELEX:32016D0600&from=EN