食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04510610149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種に使用する飼料添加物としての鉄化合物(E1):酸化第二鉄の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2016年6月15日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は6月15日、全動物種に使用する飼料添加物としての鉄化合物(E1):酸化第二鉄の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2016年5月24日採択)を公表した。概要は以下のとおり。 酸化第二鉄は、鉄を57%~69%で含有する。EFSAの「動物用飼料に使用する添加物及び製品又は物質に関する科学パネル」(FEEDAPパネル)は、酸化第二鉄の対象動物種に対する安全性については結論付けることはできなかった。その理由は、以下の3点である:1)酸化第二鉄(赤色)の全動物種への使用に関する認可申請である、2)動物への生涯投与が排除されていない、3)入手可能な生物学及び毒性学データベースが不十分である。 1)対象動物種による酸化第二鉄由来の鉄の吸収は非常に少ない点、及び2)動物における鉄の代謝の恒常性制御に関して、酸化第二鉄を給餌することによる可食組織及び製品中の鉄量へのいかなる影響も予測されない。酸化第二鉄の動物の栄養への使用により消費者がこの酸化物に直接ばく露するとは考えにくい。従って、食料生産動物用飼料への酸化第二鉄の補給は、消費者に対するリスクの一部となるとは考えにくい。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/sites/default/files/scientific_output/files/main_documents/4508.pdf |