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資料管理ID syu04501090208
タイトル <隔週報に入れずデータベースへ>オーストラリア・ニュージーランド食品基準機関(FSANZ)、日本のBSE食品安全リスク評価書を公表
資料日付 2015年9月28日
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概要(記事)  オーストラリア・ニュージーランド食品基準機関(FSANZ)は9月28日、日本における牛海綿状脳症(BSE)食品安全リスク評価の報告書を公表した。概要は以下のとおり。
 FSANZは、豪州に牛肉や牛肉製品を輸出しようとする国に対し、BSE食品安全リスク評価を実施する機関である。日本は、現行のBSE政策下で評価を受けるべく2013年に提出した。
 日本では、合計36例の BSE患畜が検出されており、うち2例は非定型であった。2002年1月以降に出生した日本の牛群においてBSE患畜は確認されていない。2001年9月最初のBSE感染牛確認を受けて、日本の牛群におけるBSE病原体の侵入及び拡大を防ぐ為に、日本は法的措置を取り、包括的管理を実施してきた。国際獣疫事務局(OIE)は、2009年5月に日本を「管理されたリスクの国」に分類し、その後2013年5月に「無視できるリスクの国」にアップグレードした。
 FSANZは、日本におけるBSEの予防及び管理に関する法的措置、並びに当該法的措置の適用及び施行に関する国内評価について評価を実施した。評価対象となった主な管理分野は以下の5つである。
(1)輸入管理
(2)飼料規制管理
(3)食品安全管理
(4)トレーサビリティと動物の個体識別システム
(5)サーベイランスプログラム
 日本は、国内の牛群においてBSE病原体の侵入及び拡大を防ぎ、ヒトのフードサプライのBSE病原体汚染を防ぐために、包括的かつ十分に確立された管理を行っていた。今回のBSE食品安全リスク評価では、日本から輸入された牛肉及び牛肉製品はヒトが摂食する上で安全であると結論付け、日本をカテゴリー1ステータスに推薦した。
 日本のBSE食品安全リスク評価に関する報告書(全69ページ)は以下のURLから入手可能。http://www.foodstandards.gov.au/industry/bse/bsestatus/Documents/BSE%20Food%20Safety%20Risk%20Assessment%20Report%20Japan.pdf
地域 大洋州
国・地方 豪州
情報源(公的機関) 豪州・NZ食品安全庁(FSANZ)
情報源(報道) 豪州・NZ食品基準機関(FSANZ)
URL http://www.foodstandards.gov.au/industry/bse/bsestatus/Pages/default.aspx