食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04480830105
タイトル 米国食品医薬品庁(FDA)、カナダの食品安全システムは米国と同等であると認める旨公表
資料日付 2016年5月4日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国食品医薬品庁(FDA)は5月4日、カナダの食品安全システムは米国と同等であると認める旨公表した。概要は以下のとおり。
 FDAは、互いの食品安全システムが同等であるとして、カナダ食品検査庁(CFIA)及びカナダ保健省(Health Canada)との協定に調印した。協定は、FDA-CFIA Health Canada合同委員会の会議で調印された。FDAが外国の食品安全システムを同等であると認めたのは今回が2回目であり、最初は2012年のニュージーランドであった。FDAは同様なシステム承認手続きを豪州及び欧州委員会(EC)とも進めている。
 互いのシステムを承認することによって、FDA、CFIA、及びHealth Canadaは、互いの科学的根拠に基づいた規制システムを活用できると信じている。例えば検査の優先順位をつける時、互いの検査の免除(oversight)を考えているが、そのメリットは検査と許容(admissibility)以上のものがある。システム承認(System Recognition)は、科学的共同研究から発生時の対応までさまざまな領域での規制協力のフレームワークを確立する。
 システム承認では、外国の国内食品安全規制システムが法的権限と規制手段を持ち、その両方でFDAと同等の公衆衛生効果を生むことができるか否か審査する。国内システムは、その国の輸出食品の安全性を保証する公衆衛生保護の基準値レベルとなる。システム承認は、FDAが外国の施設での検査、実地調査、輸入サンプリングなどの、検査の範囲や頻度を計画するにあたって、よりリスクに基づくようになるための手助けとなる。
 FDAはCFIAとHealth Canadaと協力して、システム承認の審査及び評価をInternational Comparability Assessment Tool (ICAT)を使って行った。そのプロセスでは、その国の食品安全管理システムの主要素、例えば関連法規、検査プログラム、食品関連の疾病及び発生時の対応、コンプライアンスと施行、及び検査機関への支援などを含み、総合的な審査をしている。
 システム承認は、米国に食品を輸出するにあたって任意であり必須ではない。
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/食品医薬品庁(FDA)
情報源(報道) 米国食品医薬品庁(FDA)
URL http://www.fda.gov/Food/NewsEvents/ConstituentUpdates/ucm498611.htm