食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04480220314
タイトル ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、国際連合食糧農業機関(FAO)/世界保健機関(WHO)合同残留農薬専門家会議(JMPR)によるグリホサートの再評価結果について情報提供
資料日付 2016年5月18日
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概要(記事)  ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は5月16日、国際連合食糧農業機関(FAO)/世界保健機関(WHO)合同残留農薬専門家会議(JMPR)が公表したグリホサートに関する再評価結果について情報提供した(2016年5月16日付けBfR背景情報 No.012/2016)。概要は以下のとおり。
JMPRは、5月9日~13日の会議で、グリホサートの食事経由ばく露によるヒトに対する発がん性は考えられないとの結論に至った。これにより、JMPRによるグリホサートに関するリスク評価と、グリホサートはヒトに対しておそらく発がん性があるとする国際がん研究機関(IARC)のハザード判定との間の隔たりが再び明白になる。
 IARCによる報告書の報告を受け、WHOは、IARC及びJMPRの評価結果が異なる理由を明らかにするために、専門家によるタスクフォースを立ち上げた。このタスクフォースは、2015年8月に、グリホサート、マラチオン及びダイアジノンに関する再評価はJMPRが行うべきと結論付けた。
 JMPRの結論は、リスク評価担当の欧州連合(EU)加盟国当局による合同評価チーム及びEU自体による評価結果(2015年11月、欧州食品安全機関(EFSA))を裏付けている。更に、米国環境保護庁(EPA)、カナダ保健省病害虫管理規制局(PMRA)及び豪州農薬・動物用医薬品局(APVMA)がグリホサートに関して行った最新の評価とも一致する。
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
情報源(報道) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
URL http://www.bfr.bund.de/cm/349/who-fao-committee-jmpr-re-assesses-glyphosate-and-confirms-the-bfr-and-efsa-conclusion-that-a-carcinogenic-risk-is-not-to-be-expected.pdf