食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04470410160
タイトル 英国食品基準庁(FSA)、市販鶏肉のカンピロバクター汚染調査に関する最新情報を公表
資料日付 2016年4月19日
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分類2 -
概要(記事)  英国食品基準庁(FSA)は4月19日、市販鶏肉のカンピロバクター汚染調査に関する最新情報を公表した。概要は以下のとおり。
1.第2四半期の結果(2月25日公表)では、最も汚染度の大きい区分に属する鶏肉の割合は11%で、2014年の同時期(19%)に比べ低減した。この進展は喜ばしいことではあるが、カンピロバクター汚染率は高止まりしている。
 FSAの政策部長Steve Wearneは、「カンピロバクター低減への取組みは、我々の最優先課題である。2017年3月末以降は、カンピロバクター症患者を毎年10万人低減したい」と述べた。
2.これまでのカンピロバクター検査は、鶏の首皮の菌数測定によるものであった。通常、この部位が最も汚染されているからである。
 しかし、店頭販売の前に首皮を除去する加工業者が増加している。これは、消費者にとって朗報ではあるが、評価においては問題となる。現在、鶏肉検体は首皮の量にばらつきがあり、小売業者間での公正な比較、また、前回までの四半期結果との正確な比較が困難となる。
 そこでFSAは、この調査を一時的に休止することを決定した。休止の間、カンピロバクター低減のための小売業者らによる取組みにおける進展に関して、明確な情報提供を行うためにはどのような検査方法が考えられるかを探る。
 現在、汚染度合の検査結果の一貫性を高めるためにはどのような変更が可能かについて、多くの選択肢を検討中である。この夏までにはサンプリングを再開したいと考える。第3四半期の結果は5月26日に公表予定である。
 スコットランド食品安全局(FSS)もこれを取り上げた。FSSの情報は以下のURLから入手可能。
http://www.foodstandards.gov.scot/news/uk-campylobacter-sampling-programme-be-reviewed
地域 欧州
国・地方 英国
情報源(公的機関) 英国食品基準庁(FSA)
情報源(報道) 英国食品基準庁(FSA)
URL http://www.food.gov.uk/news-updates/news/2016/15076/update-on-fsa-campylobacter-retail-survey