食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04460850507
タイトル スペイン消費食品安全栄養庁(AECOSAN)、0~3歳の小児の食事におけるビタミンDの補充に関するAECOSAN科学委員会の報告書を公表
資料日付 2016年4月4日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  スペイン消費食品安全栄養庁(AECOSAN)は4月4日、0~3歳の小児の食事におけるビタミンDの補充に関するAECOSAN科学委員会の報告書を公表した。概要は以下のとおり。
1. ビタミンDは骨及び筋肉の健康、また様々な生理学的機構に必要であり、その欠乏は様々な疾病に関連することから、25ヒドロキシビタミンD(25(OH)D)の血中濃度20ng/mL(50nmol/L)を確保する一日摂取量が推奨される。ビタミンDは食事により摂取又は皮膚で合成されるが、日光照射は国及び地域によって異なり、合成能力は加齢によって低下するため、食事にビタミンDを補うことが推奨される可能性がある。
2. 欧州の小児のビタミンD摂取に関連する調査の大半で、摂取量が推奨量を下回ることから、多くの欧州諸国及び国際機関等が食事にビタミンDを補うよう推奨し、ビタミンDの耐容上限摂取量(UL)を設定しており、25(OH)Dの血中濃度20 ng/mL又は50nmol/Lを得るために、ビタミンDの豊富な食事、適度な日光ばく露及び野外における身体活動を行うことを勧めている。
3. 欠乏の際は医師又は小児科医による厳正な管理の下、400IU/日(10μg/日)を上限として補い、特に授乳期においてはULの範囲内で各人の特性に適合させることが推奨される。
地域 欧州
国・地方 スペイン
情報源(公的機関) スペイン消費食品安全栄養庁(AECOSAN)
情報源(報道) スペイン消費食品安全栄養庁(AECOSAN)
URL http://www.aecosan.msssi.gob.es/AECOSAN/docs/documentos/seguridad_alimentaria/evaluacion_riesgos/informes_comite/VITAMINA_D_NINOS_0_3_ANIOS.pdf