食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04460370476 |
タイトル | オーストラリア農薬・動物用医薬品局(APVMA)、パーキンソン病と農薬規制について公表 |
資料日付 | 2016年4月13日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | オーストラリア農薬・動物用医薬品局(APVMA)は4月13日、パーキンソン病と農薬規制について公表した。概要は以下のとおり。 1.問題 長年にわたる様々な研究により、一部の農薬使用とパーキンソン病の間に関連があるかもしれない(may)という仮説が示されてきた。 2. APVMAが検討したエビデンス 今日までに疫学及び実験研究の両方から得られた知見によれば、農薬の使用とパーキンソン病を関連付ける明確なエビデンスは示されていない。 2014年、APVMAは、除草剤、殺菌剤及び殺虫剤へのばく露を調査する研究を含む、公表された疫学研究の広範なレビュー結果を検討した。結論は以下のとおり。 ・利用可能なデータに基づき、見直したいかなる変数に関しても、パーキンソン病との間に因果関係を示す科学的根拠は認められなかった。 ・パーキンソン病に関し、農村部の生活、農業及び井戸水の摂取に関連する特定のリスク要因があるかもしれないが、当該要因を特定するために適切にデザインされ実施された研究は今日までない。 更に、30~40年前に農業で使用された化学物質の大部分は、市場から回収されるか、又は、使用者の保護をより強化し使用制限するための規制措置が取られている。時間経過により、特定の農薬使用とパーキンソン病等の現在の疾患を直接的に関連付けるのは、研究者にとって困難となっている。 3. 化学物質は安全に使用できるか。 イエス。簡単なルールは、常にラベルの安全のしおりと使用上の指示に従うことである。 化学物質を安全に使用する為の情報は以下のURLから入手可能。 http://apvma.gov.au/node/10811 化学物質の見直しに関する詳細は以下のURLから入手可能。 http://apvma.gov.au/node/10916 |
地域 | 大洋州 |
国・地方 | 豪州 |
情報源(公的機関) | オーストラリア農薬・動物用医薬品局(APVMA) |
情報源(報道) | オーストラリア農薬・動物用医薬品局(APVMA) |
URL | http://apvma.gov.au/node/20081 |