食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04430240314 |
タイトル | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、ビール中のグリホサートに関する暫定評価の結果を公表 |
資料日付 | 2016年2月25日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は2月25日、ビール中のグリホサートに関する暫定評価の結果を公表した(2016年2月25日付けBfR情報提供 No.005/2016)。概要は以下のとおり。 一部のメディアが、最近の研究においてビール検体からグリホサートが検出されたと報道した。BfRは、当該研究のオリジナル論文も、分析手法及びサンプリングに関する十分な情報も得ていない。グリホサート系植物保護剤は穀物への使用が認可されていることから、科学的には、ビール中からのグリホサート検出はもっともらしく聞こえ、原理上は考えられる。 ビール中の残留農薬は、穀物が適切な加工工程を考慮して使用される場合に、残留基準値以内で認められている。しかし、醸造目的の穀物への推奨されるガイドラインより遅れてのグリホサートの使用は、通常認可されていない。 加えて、報道された検出濃度の最大値(30μg/L)は非常に低濃度で、成人(体重60kg)の推定摂取は、現在推定される許容一日摂取量(ADI)又は急性参照用量(ARfD)よりも1 ,000倍低いであろうと考えられる。 成人では、1日に1 ,000Lのビールを飲んで初めて、健康影響に至るグリホサートを摂取することになる。現在の知見に基づけは、30μg/Lビールの濃度のグリホサートは、健康影響とはならない。 この情報提供のドイツ語(1ページ)は以下のURLから入手可能。 http://www.bfr.bund.de/cm/343/fragen-und-antworten-zu-lebensmittelbetrug-und-authentizitaetspruefung.pdfefung.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | ドイツ |
情報源(公的機関) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
情報源(報道) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
URL | http://www.bfr.bund.de/cm/349/provisional-assessment-of-glyphosate-contents-in-beer.pdf |