食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04430070305 |
タイトル | 欧州連合(EU)、ファットスプレッド類の抗酸化剤としてのローズマリー抽出物(E 392)の使用を認可 |
資料日付 | 2016年1月20日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州連合(EU)は1月20日、ファットスプレッド類の抗酸化剤としてのローズマリー抽出物(extracts of rosemary)(E 392)の使用を認可する委員会規則(EU) 2016/56を官報で公表した。概要は以下のとおり。 1. ファットスプレッド類(規則(EC) No 1333/2008の附属書IIの食品分類02.2.2に該当する食品)の抗酸化剤としてのローズマリー抽出物(E 392)の使用の認可を求める申請書が2013年4月18日に提出された。 2. 申請書によると、多価不飽和脂肪酸の含有量が総脂肪酸の15%(質量分率)を超える場合及び/又は魚油或いは藻油の含有量が総脂肪酸の2%(質量分率)を超える場合における、油脂含有率80%未満のファットスプレッド類を酸化による劣化から守ることにより、当該ファットスプレッド類の品質及び安定性を維持するため、ローズマリー抽出物(E 392)の使用が求められている。 3. 欧州食品安全機関(EFSA)は2015年5月7日、ファットスプレッド類へのローズマリー抽出物(E392)の用途拡大に関する意見書を出した。この評価では、脂肪含有量が80%未満の脂肪乳化剤の摂取量を考慮に入れた。EFSAは、既に認可されている用途と比較し、提案されている用途拡大によって当該食品添加物への推定ばく露量が変わることはない、と結論づけた。 以上の経緯及び観点から、委員会規則(EU) 2016/56の附属書に基づき欧州議会及び理事会規則(EC) No 1333/2008の附属書IIのE編を一部改正し、油脂含有率80%未満のファットスプレッド類の抗酸化剤としてのローズマリー抽出物(E 392)の使用を認可することになった。委員会規則(EU) 2016/56は、官報掲載の20日後に発効する。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州連合(EU) |
情報源(報道) | 欧州連合(EU) |
URL | http://eur-lex.europa.eu/legal-content/EN/TXT/PDF/?uri=CELEX:32016R0056&from=EN |