食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04410710149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、EFSAの食品及び飼料に係る緊急時対応訓練について外部委託した2015年の緊急時訓練演習に関する科学的報告書を公表
資料日付 2016年1月20日
分類1 --未選択--
分類2 --未選択--
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は1月20日、EFSAの食品及び飼料に係る緊急時対応訓練について英国のInstinctif Partners社に外部委託した2015年の緊急時訓練演習に関する科学的報告書(36ページ)を公表した。概要は以下のとおり。
1. EFSAは2015年、食品及び飼料に係る緊急時対応訓練の2012~2015年中期計画に基づき予定されている4回の訓練の4回目を開催した。2015年の訓練手法である緊急時を最初から最後まで本格的にシミュレーションした訓練演習によって、中期計画の全体的な目標である「効果的な連携」に取り組んだ。このシミュレーション演習では、現実的な複数国での食品汚染のシナリオにおける技術的なプレッシャーやメディアからのプレッシャーの下で、技官職員や連絡職員らが「迅速なリスク評価」、「データ収集」及び「緊急時対応協議(緊急時の連絡)」に挑戦した。EFSAは、訓練請負業者のInstinctif Partners社に対し、(1)講習会形式の訓練の構成作り、(2)2015年11月4日及び5日の2日間の訓練日程で配布する訓練関連資料の作成、を指示した。
2. この訓練演習には、欧州連合(EU)加盟諸国からの代表36人(技官職員や連絡職員)、EFSAの職員17人、欧州委員会(EC)の保健衛生・食の安全総局(DG SANTE)の職員2人及び世界保健機関(WHO)の職員1人が参加した。講習会の構成は、1日目の机上シミュレーション演習と2日目の全体会合(訓練について感想を述べたり、議論する)を組み合わせたものであった。以下の目標、すなわち、(i)効果的な連携のテスト、(ii)緊急事態を管理する役割と責任の明確化、(iii)内部向け及び外部向けコミュニケーション手法の評価、(iv)勧告(訳注:2012~2014年の訓練で出されたもの)のまとめ、に取り組むためである。
3. これらの目標は、記録された結果及び参加者からの評価のフィードバックを根拠として、達成された。さらに、訓練中における議論によって、緊急時対応の際における効果的な連携を強化する新しいツール、成果物及び/又は作業方法のための4項目にわたる「実務的勧告」が出された。この演習を受けてオンライン調査が行われ、EFSAが今後の緊急時対応訓練の中期計画を作成するにあたり役に立つ貴重な意見が寄せられた。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/sites/default/files/scientific_output/files/main_documents/987e.pdf