食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04410270150
タイトル 欧州医薬品庁(EMA)、動物におけるコリスチンの使用に関する助言を更新する旨公表
資料日付 2016年1月11日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州医薬品庁(EMA)は1月11日、動物におけるコリスチンの使用に関する助言を更新する旨公表した。概要は以下のとおり。
 EMAは、ヒトにおける特定の細菌感染症を治療する最後の手段となる抗生物質の一つ、コリスチンを動物に使用する場合のアドバイスを更新するよう、欧州委員会(EC)からの要請を受けた。細菌にポリミキシンクラスの抗生物質コリスチン耐性を授与する遺伝子(mcr-1)が最近発見されたことを受けたもので、この遺伝子は異種の細菌間で容易に伝播し得る。
 コリスチン又はコリスチンメタンスルホン酸ナトリウムは、ヒト及び動物で50年以上にわたって使用されてきた。耐性菌に対する最後の砦として重要な役割を持つため、EMAは、動物、特に豚におけるコリスチンの責任ある使用に関する2013年の助言を、最近の発見に照らして更新する必要があるか検討する。
 2013年の助言では、獣医学におけるコリスチンの使用を継続するが、責任ある使用の原則に則って、感染した動物及び当該動物に接触した動物の治療のみに使用し、予防としての適応については完全に削除するよう勧告した。
 更新は6か月で完成する予定である。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) その他
情報源(報道) 欧州医薬品庁(EMA)
URL http://www.ema.europa.eu/ema/index.jsp?curl=pages/news_and_events/news/2016/01/news_detail_002455.jsp&mid=WC0b01ac058004d5c1