食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04400380343
タイトル フランス衛生監視研究所(InVS)、2014年フランス東部におけるリステリア集団感染に関する報告書を発表
資料日付 2016年1月19日
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分類2 -
概要(記事)  フランス衛生監視研究所(InVS)は1月19日、2014年フランス東部におけるリステリア集団感染に関する報告書を発表した。
 疫学的、微生物学的調査結果によって、フランス東部で2014年1月から7月における、PCRⅡaグループに属し稀なプロフィール21048-15080bis (パルスフィールド電気泳動法(PFGE )Ascl/Apalによる分離における)であるリステリアへの集団感染を確認した。フランシュコンテ地域圏のある店舗で製造又は販売されている食品と関連がある。
 この集団感染において、2014年1月28日から7月5日に採取した検体が陽性となった11人の患者が確認された。この店舗の食品に確実にばく露したのは質問を受けた10人中6人であった。この店舗を調査したところ、衛生管理に多数の不備があったことが明らかになった。この店舗が実施しているリステリアのリスク管理計画は規定に適合していなかった。店舗の食品と環境の検体検査から、ヒトから検出された株と類似の微生物学的特徴のリステリア株の存在が確認された。
 感染源となる特定の食品は確認されなかった。今回の集団感染は、その店舗に拡散し長く存在する環境汚染によって複数の食品が汚染されたことに起因すると仮定する。店舗の清掃及び消毒後、汚染された食品は確認されなかった。また、PFGEによる同定で同様のリステリア株による新たな感染患者も確認されなかった。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス衛生監視研究所(InVS)
情報源(報道) フランス衛生監視研究所(InVS)
URL http://www.invs.sante.fr/content/download/121289/428363/version/4/file/plaquette_epidemie_infections_listeria_monocytogenes_france_2014.pdf