食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04400370317 |
タイトル | ロベルト・コッホ研究所(RKI)、大腸菌のコリスチン耐性分離株を検査機関に提出するよう呼びかけ |
資料日付 | 2016年1月18日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | ロベルト・コッホ研究所(RKI)は1月18日、新たに大腸菌で見つかった伝達性コリスチン耐性分離株を検査機関に提出するよう呼びかけている。概要は以下のとおり。 コリスチンは、ヒトに使用される重要な抗生物質である。細菌間での耐性の水平移動の機序が知られていなかったことから、コリスチンの動物用医薬品としての使用は、明確には排除されていない。 しかし、医学雑誌Lancet Infectious Diseasesに、新たな種類の伝達性コリスチン耐性が見つかったとする論文が公表された。RKIは、疫学速報でその旨を伝えた。 新たに見つかった伝達性コリスチン耐性の出現及びプラスミド媒介による拡散の主要リスクを見極めるには、ドイツにおける現状の概要把握のための、獣医学及び医療分野でのより厳格な耐性モニタリングが必要となる。 RKI及びグラム陰性菌による院内感染に関する国立リファレンスセンターは、全ての関連検査機関に対して、ヒト由来のコリスチン耐性分離株を、指定のリファレンスラボに提出するよう呼びかけている。 2016年1月18日付け疫学速報 No.2/2016(ドイツ語、22ページ)は以下のURLから入手可能。 http://www.rki.de/DE/Content/Infekt/EpidBull/Archiv/2016/Ausgaben/02_16.pdf?__blob=publicationFile |
地域 | 欧州 |
国・地方 | ドイツ |
情報源(公的機関) | ロベルト・コッホ研究所(RKI) |
情報源(報道) | ロベルト・コッホ研究所(RKI) |
URL | http://www.rki.de/DE/Content/Infekt/EpidBull/Archiv/2016/02/Art_02.html |