食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04400300208 |
タイトル | オーストラリア・ニュージーランド食品基準機関(FSANZ)、食品中の容器包装由来の化学物質に関する調査結果を公表 |
資料日付 | 2016年1月19日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | オーストラリア・ニュージーランド食品基準機関(FSANZ)は1月19日、食品中の容器包装由来の化学物質に関する調査結果を公表した。概要は以下のとおり。 食品中の容器包装由来の化学物質に関する調査結果は消費者を安心させるものであった。 豪州トータルダイエットスタディの第二段階として、容器包装から食品中に移行する可能性のある化学物質を調査した。30種類の化学物質の半数は全く検出されなかった。少数のサンプルで非常に低いレベルの残留物質が検出された。当該レベルに関して非常に保守的な安全性評価を行った結果、FSANZは安全性の懸念は生じないと結論付けた。 スクリーニング研究により、DEHP(フタル酸ジ(2-エチルヘキシル))及び DINP(フタル酸ジイソノニル)に関して、更なるリスクの特徴付けを目的とする追跡調査等の作業の必要性が特定された。 ・DEHP:一部のサンプルで耐容一日摂取量(TDI)を超過。少量の摂取量(0.5~0.7kg)でTDIに達する(セイボリーブレッド(訳注:香草等の入ったパン)、ハンバーガー)。 ・DINP:3サンプルでTDIを大きく超過。少量の摂取量(0.6kg)でTDIに達する(ピーナッツバター、ピザ、ハンバーガー)。 食品中の容器包装由来の化学物質に関する豪州トータルダイエットスタディ解析の概要(全2ページ)は以下のURLから入手可能。 http://www.foodstandards.gov.au/science/surveillance/ATDS%2024%20phase%202/ATDS%20analysis%20summary.pdf |
地域 | 大洋州 |
国・地方 | 豪州 |
情報源(公的機関) | 豪州・NZ食品安全庁(FSANZ) |
情報源(報道) | 豪州・NZ食品基準機関(FSANZ) |
URL | http://www.foodstandards.gov.au/media/Pages/Results-of-survey-of-chemicals-in-food-from-packaging-reassuring.aspx |