食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04400210475
タイトル フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)、ネオニコチノイド農薬の使用規制の強化を奨励することを発表
資料日付 2016年1月12日
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概要(記事)  フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)は1月12日、ネオニコチノイド農薬の使用規制の強化を奨励することを発表した。
 ANSESはミツバチのような花粉媒介者に対するネオニコチノイド系殺虫剤によるリスクに関する結論を発表した。環境大臣、農業大臣、厚生大臣から諮問を受けた。ANSESは、適切な対策を取らないとネオニコチノイドの使用によって花粉媒介者に重篤な有害作用を引き起こすと述べた。また2013年の欧州の一時禁止の妥当性を強調した。また、ミツバチなどの花粉媒介者への影響に関する情報がまだ不足していると述べた。
 結論として、一定の使用条件下で養蜂されているミツバチ、マルハナバチ、野生のミツバチにとって低いと考えられるリスクを伴う使用を確認した。また、冬穀類の種子の処理又は果樹園やブドウ畑への散布といった一部の使用に関する多数の不確定要素があると強調した。欧州で実施されている調査結果が発表されるまで、多数の不確定要素が残る全ての使用に対する規制の強化を推奨する。ネオニコチノイドによって種子を処理した場合、花粉媒介者を誘引する作物を播種しないよう推奨した。
 「許可された使用におけるみつばち及び花粉媒介者へのネオニコチノイド系農薬のリスク」に関する意見書は以下のURL(フランス語、48ページ)から入手可能。
https://www.anses.fr/fr/system/files/SUBCHIM2015SA042.pdf
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
情報源(報道) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
URL https://www.anses.fr/fr/content/n%C3%A9onicotino%C3%AFdes-et-pollinisateurs-l%E2%80%99anses-pr%C3%A9conise-le-renforcement-des-conditions-d